設立趣旨


なかまユニオン介護福祉支部設立趣旨


 私のひとつ違いの妹は・・・・

当時、訪問介護 事業所管理者として働いていました。

24時間オンコールの携帯電話を会社から支給されていました。

ヘルパーの急なキャンセルの派遣対応に追われながら、現場に穴が空かないように仕事をこなしていた。妹は3年程度経過したところで、脳卒中で意識を失いました。

私が、対面した時の彼女は、頭蓋骨を外されていました。ドクターからは、出血を取り除くため、これから脳の洗浄をすると言われました。

ICUのベットの上で、40歳を迎えた妹は、何とか一命を取り留めました。
その後、現場に復帰するまでの期間に約2年を要し、その間に妹は、介護福祉士の資格取得するところ迄、復帰することができたのです。

しかし、いくつかの職場を渡り歩いた現場は、劣悪な労働条件のところばかりでした。

介護職に見切りをつけた、妹は・・・現在、介護とは全く関係ない職種で働いています。

介護の現場が大好きで・・・

普通に、気持ちよく働ける職場環境であったなら、妹は・・・今でも、介護職を続けていたのではないのか?

 このことは、介護・福祉の現場でのひとつの現実です。

 私たち、介護・福祉・医療の現場で働く者は、日々、矛盾を感じながら働いています。

 4月からの介護報酬の見直しは、引き下げ幅2.27%となりました。介護職員の平均賃金は、月額22万円弱、全産業平均より10万円安く、職員離職の原因となっています。介護の必要な高齢者を介護保険制度から追い出す制度改悪も同時に行われようとしています。

 2014年1月、ようやく国会は障害者権利条約を批准しましたが、昨年4月から施行されている障害者総合支援法は、「障害者自立支援法を廃止し新たな法律を作る」という政府見解からも程遠い内容になっています。「常勤換算方式」が廃止されず、事業所において非正規労働者が増えています。報酬の支払い方式について、「日割り計算」が続いており、事業所の安定経営が難しい状況が続いています。

 私たちは、なかまユニオン介護福祉支部を結成します。

 介護福祉分野で働く者どうしが、情報交換し、励ましあい、学習を深めていきましょう。働く者の要求をを出し合い、権利をかちとっていきましょう。利用されている方の人権と生活を守っていきましょう。政府・厚生労働省の利潤優先政策を変えていきましょう。

★以下取り組みます。

・ 介護福祉現場で働く労働者の労働相談に応じます。

・ パワハラや退職強要など権利侵害を許さず、労働条件向上のため経営者と交渉します。

・ 介護福祉職で働く者どうしが、情報交換し、励ましあい、学習を深めます。

・ 障害者やj高齢者など当事者の取り組みに連帯し、障害者や高齢者など当事者の権利擁護拡大に取り組みま

  す。

・ 政府・厚生労働省の福祉切り捨て政策の転換を求める社会的キャンペーンやあ、要請行動に取り組みます。

・ 労働組合、運動団体、民主的経営者と連帯し、行政や政府を動かす社会的な運動をつくっていきます。

以上、決議します。

H・E・A・R・T